創価学会一般会員の日記

創価学会一般会員のつぶやき

質問会

 

 

戸田先生の講義全集のCDを持っていて、たまに聞くのですが、草創の頃は、大きな会

 

合でも戸田先生は質問会を行いました。聞いているとユーモアを混え、解りやすく丁寧

 

に指導し、今の時代でも面白く、解りやすく感じます。池田先生も会合の中で質問会を

 

設け、逆に質問する人がいないとき「戦っていれば自然と疑問に思うこともあるでしょ

 

う。質問できないということは戦っていないこになる。」と叱ることもあったそうで

 

す。私が地区リーダーだったころ支部の地区部長会に部長と参加する中で、やはり最後

 

に質疑応答があり双方納得して会合は終わりました。疑問には親切に明快に答え、矛盾

 

がない。それが創価の活力になって大発展してきた一つの理由だと思います。昨今はど

 

うでしょう(・・? 地区部長会でもすべての会合で質問会(質疑応答)はないし質問で

 

もしたあかつきには基地外よばわりされてしまいます。悪意な質問は別として社会常識

 

から感じた素朴な疑問まで門前払いになってしまいます。以前、組織で扱う金銭の問題

 

で社会常識を大きく逸脱する案件があり、個人的に幹部に質問しましたが、門前払いで

 

した。事故が起きてからでは手遅れになる内容なのに門前払い。わかってはいました

 

が、社会人として言わなければならないので言いましたが、仕方がなく学会本部に電話

 

しました。すると下品なおっさんが対応してくれたのですが、こちらは悪意もなにもな

 

く純粋な気持ちで電話しただけなのに、ヤクザかチンピラのような応対で逆に脅される

 

有様。このとき「ひょっとしたらこの組織はおかしいのかも。」と直感的に感じまし

 

た。学会は莫大な会員がいるので少しくらい減ってもいいくらいに感じて、このような

 

対応をしているのかもしれませんが、これからは会員も減り続ける時代に入り、誠実さ

 

がなければ組織はいずれ崩壊するでしょう。行政で行っている自殺相談の命の電話とい

 

うのがあるそうですが、骨の折れる大変な仕事だと思います。なかには精神異常者の電

 

話に対応したり悪意な電話も相当あると思います。しかし神経をすり減らしながら真摯

 

に対応する相談員、頭が下がります。これからの時代プライバシーの問題もあり、地元

 

の組織では言えないことを相談したい会員がたくさん出てくるはずです。(いるはずで

 

す。)本来ならば電話相談を10倍20倍にも拡充して対応することがこれからの時代

 

大切かと思います。内容によっては本部に来てもらい個人情報を守り地元組織には内密

 

に相談できるシステムを作り、そこに相当な学会の労力を注ぐべきなのかと思います。

 

昨今は政治主導の活動方針ですが、政治の世界には矛盾が一杯あります。まして与党に

 

なり既得権益が多く矛盾を通り過ぎて異常さばかりの公明党なので、質問を許したら組

 

織の崩壊にもつながる可能性があるのかもしれません。しかし今、良ければいいという

 

考え方、考える余裕を与えずマインドコントロールしても長い目でみれば組織の活力が

 

なくなり会員は愛想をつかすでしょう。ガンジーは言いました。「偉大な運動は『無関

 

心』『嘲笑』『非難』『抑圧』『尊敬』という5つの段階を経る。そして第4段階の

 

『抑圧』から第5段階の『尊敬』にいたる際に最も大事なことは『誠実』である」この

 

誠実さを忘れてしまった学会にはもはや未来はないでしょう。ある一定の割合に不信を

 

抱いた会員が到達したときドミノ倒しのように学会は崩壊すると思います。