沖縄県知事選で感じたこと
自分的には自民、公明推薦の佐喜真淳氏が接戦を制し当選すると思ってましたが、結果
は大差で落選。玉城デニー氏が当選してしまいました。勝てない選挙はやらないのが公
明党のやり方、常で、情勢の分析も相当やった上での参戦だったのでしょう。なぜ負け
てしまったのでしょうか?ここ1年、沖縄関連の選挙は3、4回あったと思うんですが
現場としては、ほぼ1年選挙をやってたことになります。毎回、毎回、毎回、県の地区
部長会は選挙の話ばかり、しかも県長は信心指導するわけでもなく情勢の話ばかり、危
ない危ない危ないと玉突き、玉突き。支持者カードが何枚出せたとかそんな話ばかり、
先生が書いたかもわからないメッセージが会合の度、読み上げられても、現場の地区婦
人部長はため息しか出ないのが本音だと思います。しかも自分たちの同志が立候補する
わけでもなく政治的な戦略で宗教的な大義が全くない候補に、身も心もお金も精神も捧
げて殉教の精神で挑まなければならない。支持者カードが出せなくて心臓がドキドキ、
居ても立っても居られないほど現場は消耗、疲れていても「先生にお応えしましょ
う。」との水戸黄門の印籠をあたかも頻繁に出(い)でだされて、現場はもう感覚が麻
痺。。。信濃町の高学歴な幹部の方々は計算上、戦略の上で決定されたことを打ち出し
降ろすだけで現場は自動的に動くと思っているのか、まったく現場を知らない。(知り
たくない。知る必要がない。)実に内部の4人に1人が離反し玉城氏に投票してしまっ
たと言われています。学会と自民党のパイプ役さんとやら(※以下パイプ屋さん)が来
年の憲法改正を睨み、今回の選挙を学会総力で応援して接戦を制し恩を売り、(最近選
挙がなかったので自分の存在を内外に誇示するため)学会に定期的にプレッシャーを与
えないと忘れられてしまうと焦ったのか、大博打を仕掛けたが失敗してしまったといっ
たところでしょうか。いいように使われた現場幹部はたまったもんじゃないです。今回
の選挙の結果を踏まえて信濃町貴族幹部の間でもパイプ屋さんをここぞとばかりに潰そ
うという勢力も跋扈してくるかもしれません。いずれにしても憲法改正がイヤならイヤ
と国会で答弁すればいいことだし、どうしても憲法改正すると言うのなら「野党になり
ます。」といやらしい裏工作などしないで正々堂々とやればいいのです。学会も公明党
も裏工作ばかりやるクセが条件反射で体で反応してしまうのか、民主主義なんだから
正々堂々とやってもらいたいもんです。それを会員は希望していると思います。